鎌倉の駅ビル新装開店2017/03/22 17:03

 長い間工事していた鎌倉駅ビルが本日新装開店しました。その名もcial。神奈川県の人ならどこかで聞いたことのある名前だと思います。かつて横浜駅西口にあったあのcial。その横浜のcial もずっと工事中で、またあそこに戻って来るのか、完全に閉店してしまったのかは不明です。鶴見や桜木町にはあるという広告は見たことがありますが、まさか鎌倉の駅ビルの名前がcial になろうとは。
 本日さっそく中を歩いてみましたが、13店舗あるといわれているものの、私個人としてはあまり用事のあるものはありませんでした。折角の「日影茶屋」もケーキもなければ日影大福もありません。桜餅があったのはよかったけれど。鎌倉小川軒もケーキやクッキーを置かず、レーズンウイッチが前面売りでした。
 そういった欲しい物は、駅前で「ええ?ないの?」なんて文句を言わずに直接本店に行って買えばいいのです。今まで通りに。でも、観光客の人たちに喜んで使ってもらえたらいいなとは思います。今日は何も買わず初視察を終えました。

またまた遭遇2013/08/21 09:46

 昨日の朝、駅のそばの野菜市場と食堂のあいだの歩道でまた芸能人に遭遇。カメラの機材を担いだスタッフが走り回っていたので、「何の撮影?」とのぞいて見たら、出川哲朗と、森三中の村上がいました。何かの撮影を終えてちょうどロケバスに戻ろうとしているところでした。 街の人たちはチラッと二人を見ていましたが、特に大騒ぎするほどのことでもなく、ロケバスは静かに去って行きました。
 たぶん「ヒルナンデス」の鎌倉特集か何かでしょう。
 観光地に住んでいるからか、この数日にいろいろな芸能人に会ったものですが、私としては「おじゃまっぷ」(フジ)の鎌倉小町通で食べる特集の香取慎吾に遭遇したかったんだけれど。

芸能人と遭遇2013/08/18 14:36

 金曜日の夜に鎌倉の海の家でビールを飲んでいたら、長州小力が仲間と来ていました。周りの人たちが握手をしてもらっていました。プロレスファンの私は長州力だったら握手を求めたかもしれませんが、小力だとどうかなと。あの長州そっくり加減には敬意を払ってはいるものの、わざわざ傍まで行ってご挨拶するほどでもありません。
 小力のツレで来ていた男たちもどうやら「芸人」たちだったようで、海の家に来ていた女の子たちが一緒に写真を撮ってもらっていました。テレビファンの私がいくら見ても誰だかわからないほどの「芸人」さんたちでしたが、その人気者加減にはびっくり。やはり「芸人」は売れていなくても知られていなくてもモテるようです。
 そして昨夜、土曜日の晩は葉山の海の家に行ったらまた有名人という人たちがいました。私はカウンターに座っていたのですが、私の右隣の男の人のところに女子が来て握手を求めたのです。「いつも見ています!」と言われて、「どうも」と応じていました。さらにその隣に座っていた金髪の青年も女子に囲まれて写真を撮らされていました。
 どうやら二人は相当の有名人のようで次々にファンがやってきました。私はもうぶしつけなほどにジロジロ彼らを見たのですが、さっぱり誰だかわかりません。見覚えないのです。でもこちらは長州小力の軍団とは違って「芸人」臭がしません。ミュージシャンなのかしら、と思いながら帰って来る途中に、ネットの情報で彼らが「テラスハウス」というフジテレビの番組に出ている人だということを知りました。
 と言われても、その「テラスハウス」なる番組は全く聞いたこともありません。もったいない。折角、毎日芸能人みたいな人たちに会っているというのに、なかなか私のミーハー心にヒットしないのでありました。

海でラジオ体操2012/07/29 13:47

 今年もそんな季節になりました。朝のラジオ体操に行っています。朝6時に起きるのはとても辛いことだけれど、海岸で海の音を聞きながらラジオ体操をするのはとても気持のよいことです。
 この地域にこんなにたくさん子供がいたのかというぐらい小学生が集まってきます。お父さんお母さんや弟や妹やおじいちゃんや犬もやってきます。正面で見本の体操をするのはライフセイバーのオニイさんたちです。
 今年もまた思いました。日本って本当にすごい国だと。子供からお年寄りまで国民みんなが同じ体操を当たり前のようにできてしまうのです。ラジオ体操の第一と第二は、世界最強です。

強風!2012/07/16 19:39

 どうしてこんなに風が強いのでしょう。台風でもないのに。
 昨日は親戚の家でバーベキューをしたのですが、紙コップも紙皿も割り箸も料理もみんな飛んで行ってしまいました。
 今日は海を散歩しましたが、風が強くてまっすぐ前に進めません。カラスでさえ風に負けて、羽がめくれたまま押し戻されてきました。コントロールを失いフラフラになっているカラスを必死でよけました。あんなのが顔にぶつかったらたまりません。
 私の家はエアコンがないので、夏は窓からの風だけがたよりです。今は窓から入る風があまりに強いので、部屋の中の物品が宇宙遊泳状態で舞い上がっています。物品の吹きだまりもできました。大散乱。
 これでまた屋根が飛ばなければよいのですが。

昨夜の台風2012/06/20 15:27

 昨夜は大失敗。まさかあの時間にあんなにすごい台風が来るとは思ってもいませんでした。もっとしっかり予報を聞いておけばよかったです。
 夜の8時半に新宿のホームで湘南新宿ラインを待っている時に大風と大雨。ホームにいても濡れるぐらいでした。すでに東海道線は止まっていました。
 私の電車は幸い横浜までほぼ順調に行きましたが、戸塚駅の手前でストップしてしまいました。「まさかここで終わり?」と一瞬ドッキリしましたが、「前を走る電車がまだ戸塚駅ホームに止まっているのでホームが開き次第動きます」というアナウンスが流れほっとしました。
 でも止まっている電車にたたきつける暴風雨に車体がグラグラ揺れました。こんな嵐の中を走って大丈夫なのだろうか、もしここで動けなくなった場合電車は倒れないだろうか、いやもし鎌倉駅まで走ってくれたとしてもこんなナイアガラの滝みたいな中をどうやって家まで帰るのだろうかと、私の頭は不安でいっぱいになりました。ほかの勤め帰りのサラリーマンたちも、たぶん私と同じようなことを考えたのでしょう、車内に緊張が走りました。
 その後、電車はノロノロ走っては止まりしながら大船にたどり着きました。新宿で乗った時には「国府津」行きだったのに、最後は「大船」止まりの電車になっていました。
 幸い、横須賀線がまだ走っていたので鎌倉まで行くことができました。鎌倉駅に到着したのが10時ちょっと前。いつもより20分ぐらいしか遅くなっていません。
 鎌倉駅前も大暴風雨のナイアガラ状態でした。風が強いので傘をさすのも危ない状態です。タクシーなんて一台もいないのに、来ないタクシーを待つ長い列ができてきました。
 いつもは家まで歩いて15分ですが、こういう時には奥の手のバスです。時刻表を見たら10時10分というのがあります。果たしてこの嵐の中バスが来るのか不明でしたが、とりあえず駅構内でしぶきをあびながらも待ちました。
 そうしたら来たのです。普段あれだけ不規則なバスがまあこんな時にどうして、というぐらい時間通りに来てくれました。バスの中で近所の人に出会い、手を振り合いました。
 というわけで昨夜は、台風の中でも運行を止めることなく、風に倒されることもなく、家まで連れて帰ってくれた横須賀線と京急バスの強さに感動と感謝でした。
 そして一晩中、我が家は地震のごとく雨風に揺れ続けていました。

落語食堂2012/06/04 09:54

 「落語食堂」というイベントに行って来ました。近所の小さなレストランで落語を聞くという会です。
 お店じゅうにぎっしり25人の聴衆。前列に小学生が4人。この子供たちはいつも落語会に来ている子たちなので、小学生でありながらプロの笑い屋です。あなどれません。
 やって来たのは三遊亭きつつきという、まもなく真打という落語家さんです。「現実を忘れて笑ってください」と最初に言っていましたが、果たしてそうはうまくいくだろうかと最初は半信半疑。
 でも小さい空間で聞く、落語家の語りパワーは強烈で、お店はドッカンドッカン大笑いに揺れました。通りがかる鎌倉観光の人たちや日曜ショッピングの住人たちが不思議そうに店をのぞいていました。
 入口でチケットに付いていたドリンク券で生ビールをもらい、一席目の代書屋をテーマにした落語に笑い、休憩時間に白ワインとオニギリセットを購入。そのため2席目の、だらしない夫が女房にお使いに出される話しに大笑いしながらも、酔っ払って笑っているのか話が面白いから笑っているのかほとんどわからない状態でした。 
 飲食しながら笑いを楽しむという寄席文化を作ってくれた江戸文化に大感謝。地元の落語会の人たちの尽力で、頻繁に落語を聞くことができます。こちらの人たちにも大いに感謝。大拍手です。

嵐の前2012/05/10 10:02

 昨日も今日もテレビの天気予報で、雷雨が来る、突風が吹く、ヒョウが降る、竜巻が来る、と恐ろしいことを言っています。今朝のアマタツ予報士は、「今日は晴れているところに急に雷雨がおこります」と恐い予言をしました。
 たいていの視聴者は、「べつの地域で起こる他人ごと」のようにしか聞いていないと思いますが、私にはそうは思えません。朝だというのに、家じゅうの雨戸を閉めました。これを書き終わったら、PCの電源をコンセントから抜こうと思っています。
 というのも、我が家はここのところずっと天変地異の被害をこうむってきているからです。二つ前の冬に竜巻が通った時には地震のように家が揺らされ、庭の塀が2つ倒れました。昨年の台風では、二階の窓ガラスがはずれ、屋根も飛びました。恐ろしいだけでなく、大損害です。
 「アマタツに威されちゃったよ、結局何にも起きなかったじゃない」と後で笑って言えればいいのですが、油断は禁物。そしてまた嵐が去った後に、庭はさらに荒れ果てたジャングルになっていることでしょう。

神社で落語で地震2012/04/30 19:54

 昨夜、神社で落語を聞きました。古今亭菊之丞の独演会です。
 子供からお年寄りまで150人ぐらいが集まりました。腹話術や歌と踊りの前座芸能もあって、たいそう盛り上がりました。
 独演会は休憩をはさんでの2席。題名はわかりませんが、幇間がどうのこうのする話と、花魁がどうのこうのする話の2本。江戸時代の遊び人たちの話だったので、子供たちにどれだけ理解できたかわかりませんが、みんな爆笑でした。
 途中で、客席の携帯電話からシュルシュル言う地震予報が流れました。一瞬ざわめきが起こりましたが、菊之丞師匠はそのまま落語を続けたのでみんなじっとしていました。次にカタカタいう揺れが来ましたが、さらに落語は続いたのでみんなじっとしていました。
 後で調べたら千葉県震度5弱、でも鎌倉は震度2でした。地震警報にも、観客のざわつきにも、揺れにも動じなかった菊之丞師匠はさすがです。最後の挨拶で「よっぽどやめようかと思ったけれど」と言って笑っておられましたが。
 その神社は元々私が「地震が起きたらここに逃げよう、でも家からちょっと遠い。逃げ切れるだろうかここまで」と、理想の逃げ場所に考えていた所だったので、そこで地震に合うなんてまさに本望でした。
 幸い今回は小さい地震だったのでよかったですが、そういう安全な場所で、笑いながら地震を迎えることができてラッキーなことでした。

買物よりブツブツ交換2012/04/24 11:28

 近所の牛乳屋さんは一日中シャッターを閉めています。でも、店の前の自動販売機に牛乳パックが入っているので、牛乳を買い忘れた時にはその販売機で買っていました。このあいだまでは。
 実は最近、その販売機のお金を入れる穴にガムテープが貼ってあって、ガムテープの上に「使用禁止」とマジックで書かれてしまっているからです。となると、そこはもはや牛乳屋ではないのかもしれません。
 ということは、牛乳を買いたいと思った時には1キロ以上も先にある駅前スーパーまで歩いて行かなければなりません。我が家の地域はノーコンビニ地域なうえに、地元商店もありません。以前は商店街があったらしいのですが、今は看板を出していない洗濯屋と、中華料理屋と、飲み屋と、不思議なお洋服屋が1軒あるだけです。食べ物を売る店はありません。何か足らないことに気づくたびに昼間は駅前スーパーへ、夜は駅前コンビニに行かなければなりません。
 私は車も持っていないし、交通規則がわからなくなったので自転車にも乗らなくなったので、往復2,3キロの道のりを歩いては牛乳一つ、卵一つ買わなければなりません。
 そこで、マグカップを一つ持って、裏の親戚の家に「すみません、牛乳下さい」ともらいに行きます。申し訳ないので、近所の人に「うちで取れたミカンですが」といただいたミカンをお礼に差し上げます。ブツブツ交換です。これこそ経済の原点。