温石マッサージに挑戦2015/09/02 19:39

 いつも、あるマッサージ屋の前を通るたびに気になって仕方がありません。それは「温石マッサージ」というもの。
 私の頭の中には、勝手にイメージができあがっていました。まずは岩盤浴をしている私、そこにマッサージ師が来て上からぐいぐいマッサージしてくれるという図。私の体は炒め物のエビのように、熱い石の上で押されて、伸ばされていく・・・。気持ちよさそうです。
 今日、ついにその店に入ってみました。しかし、それは私が夢見ていたものとはちょっと違って、そこには岩盤はありません。ベッドがあるだけ。マッサージ師のおねさんが、熱い黒い石を手に持って、体のツボを押すのです。「なんだ、そういうこと?」と思ったら、それがびっくり、とてもとても効くのです。深いところにあるコリが溶けていくような感じです。あまりの気持ちよさに、もったいなくも、少しうとうとしてしまいました。
 おねえさんが言うには、その石は玄武岩。玄武岩は割れにくくて、マッサージに適しているのだそう。「カワラの石でやってみたら、割れちゃってだめでした」と言うので、「瓦はだめでしょ、やめてよ」と心の中で、空手家が頭で割っているところを思い出して、おびえました。しかし、帰りに、「これが、玄武岩とカワラの石」と見せてくれたので、誤解していたことがわかりました。おねえさんがダメと言ったのは「瓦」ではなく、「川原」の石なのだと。「川原」の石にもいろいろな種類があるので、変な表現だと思いましたが、そこに陳列されていたのは、まるで軽石みたいなものでした。
 熱い玄武岩のおかげで、体が何十年も前のに戻ったみたいな軽やかな感じになりました。これはぜひとも、また来週も行くことに決めました。

読書芸人2015/06/21 19:19

 先週、「アメトーーク!」(テレ朝)の「読書芸人」の企画が面白くて興奮してしまいました。
 番組は異例の新宿紀伊國屋書店の店内にてのロケ。ピース又吉とオードリー若林と光浦靖子の3人がそれぞれ10冊ずつおすすめの本を提示するという企画。3人の熱い解説を聞いていると、どの本も魅力的で、その中の10冊くらい欲しくなりました。
 しばらく新宿紀伊國屋書店にて、その本を展示するというので、見に行ってきました。しかし、店内をウロウロしてみてもそのコーナーは見つかりません。恥をしのんで、お店の人に、「アメトーーク!で見たのですが、おすすめの本のコーナーはどこにあるのですか?」と聞きました。店員さんは慣れた感じで、「2階にコーナーがあります」と教えてくれました。
 2階に上がってみると確かに、「アメトーーク!!読書芸人」という看板のついたコーナーがありました。それぞれの本が積んであり、次々とお客さんたちがそこから買って行きます。立ち止まって見ていたのは私ぐらいなもので、みんなあらかじめ決めていたみたいに迷いなく手に取って行きます。すごい影響力。
 私が一番欲しかった若林推薦のプロレスの本が見当たらなかったので、再び勇気を出してカウンターの店員さんに「アメトーーク!で若林さんが薦めていたプロレスの本はどこにありますか?」と聞いてみました。あの若林に「さん」をつける日が来るとは思ってもみませんでしたが、店頭で、「若林の薦めた本」と言うのも何か乱暴みたいで、「さん」付けにしました。
 女の店員さんはその本の題名がわからないみたいで、後ろの上司のおじさんを呼んできました。「ああ、騒がないで」と思いました。騒がれたらちょっと恥ずかしい。その上司の人が書名を知っていて、在庫を見に行ってくれましたが、売り切れとのこと。正しい書名と出版社を聞いておきました。「教養としてのプロレス」(双葉新書)でした。
 若林が番組の中で、「この本を読んで自分はプロレスファンになった」と言っていたので、興味を覚えたのですが、でも実は私、プロレスのことはいろいろ知っているので、たぶんその本を買っても知っていることばかりなような気がします。それでもたぶん今度見つけたら買ってしまいそうです。
 とりあえずは光浦推薦の「グロテスク」(桐野夏生著)と若林推薦の「すべての真夜中の恋人たち」(川上未映子著)を買いました。そのほか、あと4冊欲しくなった本があるので来週買うことにしました。3人共通に声をそろえて絶賛していた「教団X」(中村文則著)はあまりに分厚い単行本なので、文庫本になるまで少し待ちます。こうして「アメトーーク!」にすっかりはめられてしまいました。

昨夜の地震2015/05/31 16:42

 昨日の地震の話をします。私は仕事の帰りで夜7時45分新宿発の湘南新宿ラインに乗っていました。すると、東戸塚の手前で突然電車がガックンと急ストップしました。
 いつもの「電車が急停車します、エマージェンシー・ストップ」という放送もなしに、どうしてこんなに乱暴に止まるのだろう、しかもこんな中途半端なところで、と不思議でした。
 後ろの座席の男性がスマホ見ながら「地震だって」と連れの人にささやいているのが聞こえました。窓の外を見ると確かに電線が揺れています。
 その後に、恐ろしい車内放送が流れました。「ただいま、地震のため緊急停止しました。東京近辺でマグニチュード8.5の地震が起きていますので、しばらく運転を見合わせます。なお、車内は安全ですので、外に出ないようにお願いします」というようなもので、マグニチュード8.5という数字はあまりにも信じがたく、「避難訓練の放送?」と一瞬思ったほどでした。
 それからしばらくその場所に止まっていたあとで、東戸塚駅、戸塚駅、大船駅とそれぞれ長く停車し続けて、最後に鎌倉駅までたどりついた時には、夜中の12時でした。4時間15分も電車に乗っていたことになります。
 私はまだガラケーですが、それでも多少のネットはできるし、ラジオを持って歩いているので、震源地が遠いことも、津波が来ないことも、東京神奈川の被害がないこともわかりました。それなのに、どうして横須賀線がそんなに動けない状態だったのか疑問でした。もうひとつの疑問はどうして携帯電話の地震アラームが鳴らなかったかということです。
 でも、おかげで電車の中で一冊本を読み終えました。もともと電車も好きだからいいようなものですが、でも4時間も乗っていればもっとずっと遠くに行けますから。

眼科へ行く2015/05/12 21:47

 身体検査で眼圧が高いといわれたので、ある大病院の眼科に検査に行きました。普段コンタクトでかかっている眼科の先生の紹介状をもらって、初めて会った先生は中年の男性の先生。
 人目見ただけで、「かっこいい!」と思いました。それはそれは見たことがないぐらい素敵なメガネをしていたのです。さすが眼科の先生。
 どこでそんなにすばらしいメガネを作ることができるのですか?と聞きたくてたまらなかったけれど、さすがに聞くことはできません。説明を聞いていてもメガネばかりを見てしまいました。

裏技を発見2015/05/08 12:53

 先週、エレベーターに乗っていたら入り口のところで「3」階を押した男の人が、「あ、まちがえた」とつぶやいて、「3」のボタンを気ぜわしく3回たたきました。
 何するの?と不安に思った瞬間、「3」のボタンの点灯が消えました。何とキャンセルされたのです。次に男の人は「5」のボタンを押しなおして、5階でゆうゆうと降りて行きました。
 そうか、これが話題の「エレベーターのボタンを押し間違えた時の裏技」というものなのだなと、偶然ながらにその秘訣を知ったことに興奮しました。
 男性が降りたあと、一人でエレベーターに残されたので、実験してみました。まず「8」を押して、その3回「8」をたたいてみたら、消えました!取り消されました。
 やったあ。というわけで以来、私は2回ほど間違って押した階数を訂正しました。そのたびに乗り合わせたほかの人に驚かれました。たぶんその人たちも私同様に、あとでひとり実験してみたことでしょう。
 それにしても私、どうして今週2回も押し間違えたのでしょう。もう実験しようと思ったわけではないのに、それもまた不思議です。

眠くなるために2015/04/24 13:16

 最近、夜の寝付きが悪くなってきました。先ほどまで眠いと感じていたのに、布団の中に入ると何故か眠れないということがあります。毎日というわけではないし、不眠症というほどでもないのですが。でも今までになかったことです。
 だからと言って、眠れない時間がもったいないと、起きて本を読んだり映画を見たりコンピューターを操作してしまうと、今度はますます目がさえて明け方になってしまいます。そのように寝不足となっては、翌日に支障をきたすのでよくありません。
 二日前にテレビを見ていたら、眠りにつける良い方法というのをどこかの先生が紹介していました。寝る前にその日にあった良かったことをノートに書くと安眠につけるというのです。
 昨日さっそくそれをやってみました。私は書くことが好きなので、本気で書き始めたら長くなるし夢中になるとかえって興奮するので、ごく簡単な箇条書きにしました。
 「天気が良かったので山や木の緑があざやかだった。海の色が明るかった。納豆がおいしかった。暖かかった。アイムホームが面白かった。あめトークが笑えた」と書いて、布団に入りました。このせいかどうかわかりませんが、あっという間に朝になっていました。

エイプリルフール2015/04/02 10:25

 3月31日の夜のこと、帰りの電車で突然大声で、「明日は四月バカ!」と叫んだおじさんがいます。どんなおじさんが叫んだのか見たくて見たくて仕方がありませんでしたが、恐い人だったらいやだなと思って本を読んだまま気づかないふりをしていました。
 おじさんの叫びはその一言だけで、続きはありませんでした。最近ではあまり、「エイプリルフール」さえ言わなくなってきているし、まして「四月バカ」なんていう表現は何十年ぶりに聞いた気がしました。
 そして昨日、4月1日。時々あのおじさんの一言が思い出されましたが、しかし私のまわりには何もおこりませんでした。よかった。

なぜ廃止にしたのか、ホームライナー逗子を!2015/03/17 14:19

 3月のダイヤ改正で、北陸新幹線が大人気になっている一方で、私にはとても悲しいできごとがおきました。それは帰り道に愛用していたホームライナー逗子号が廃止になってしまったことです。早くて絶対に座れる夢の電車です。
 高田馬場で働く火曜日と木曜日、そのどちらかの日だけでも500円出して品川から鎌倉までくつろいで帰る、というのが私のささかやかな楽しみだったのです。
 品川から20時42分発、それを目指して一日過ごしていたというのに、どんなにダイヤが複雑化したといっても、一日に一本しかない下りライナー、たった一本ぐらい何とかなるでしょうに
 JRのダイヤを作っている人、ぜひとも考えなおして下さい。

ドクター・イエローを見た!2015/03/04 14:25

 昨日、午後12時過ぎに新橋を歩いていたら黄色い新幹線が東京方面から横浜方面に下って行くのを目撃。ちょうど横断歩道を渡っているときに鉄道を見上げた瞬間でした。
 「あ、ドクター・イエロー!」とうれしい叫び声をあげてしまいました。他の人にも教えてあげようと、おおげさに「おおおおお!」と指差してみたのですが、横断中の人たちは知らん振りして私の前を通り過ぎていきます。変な人がいるから見ないようにしよう、ということでしょうが、こんな千載一遇のチャンスを逃がすなんて、用心深いにも程があると思いました。しかし、イエローはもともと7両しかないのであっという間に通過していきました。私以外の誰ひとりが振り返ることもなく。
 ああ、もったいない。すぐに鉄道ファン仲間のおじさんにメールして報告。自慢。走っているイエローを見るのはこれが2度目。次またいつ出会えることやら。

芸能鑑賞2015/02/22 19:16

 お付き合いでお能を見に行ってきました。能を見るのはたぶん高校生の時に学校行事で行った鑑賞会以来です。その時は文化的に未熟だった私はぐうぐう寝てしまったものです。
 でも今は大人、年に何回も歌舞伎を楽しむほどの趣味人になりました。だからもうそんなことはないはずです。
 今日の出し物はまず「仕舞」。地味な歌と踊りで、始まってすぐに寝てしまいました。しまった、と何度も起きているフリをしたのですが、たぶん八割ぐらい寝てしまいました。ショック。全然大人じゃないです私。
 次の出し物は「狂言」だったので、これはおかしく面白く見ていられるので大丈夫と思った割に、ところどころで気が遠くなりました。でも第一部の「仕舞」に比べれば話の筋もよくわかりました。調子ずいてきました。
 そして最後は「能」です。「杜若(かきつばた)」という出し物。あらかじめ、あらすじも読んでいたのできっと大丈夫。しかし。私はかなり深く寝てしまい、隣のおじさんを小突いてしまいました。あわてて隣のおじさんを見るとこちらも寝ていましたが、声を出すわけにもいかず、「すみません」と動作で一応謝っておきました。
 最後に盛り上がったところで太鼓など全員が参加して音が大きくなって目がはっきりしました。が、もう役者が退場していきます。
 こんなに素晴らしい伝統芸能を前に、恥ずかしいほどに寝てしまい、これでは今夜眠れなくなるかもしれないと心配になるほどでした。お能の演者の方々に申し訳なし。