連休は映画2012/10/11 01:43

 久しぶりにTSUTAYAにのせられて新作4本1000円1週間というのを借りてしまいました。それも。邦画1本、フランス映画1本、アメリカ映画1本、イギリス映画1本という我ながらバランスのよい選択。
 邦画は「モテキ」。森山未来が踊ったのでびっくり。彼はダンサーだったのでした。日本のサブカルチュアと言えばカッコイイけれど、オタク文化満載だったので、世界に輸出できる作品なのではと期待。長沢まさみがこんなにかわいい女の子だと、今まで気づきませんでした。びっくり。
 フランス映画は「フランス、幸せのメソッド」というどうにでもなるような邦題がうさんくさかったので原題をチェック。が、私には「MA Part du Gateau」というフランス語題がどういう意味なのわかりません。最後の「Gateau」はお菓子の「ガトー」なのでしょうか。映画にお菓子は出てきませんけれど。失業した主婦と遊び人の投資家の恋愛話。途中まで面白かったのに、さすがフランス映画、最後がまったく意味不明。え?このあとどうなるの?というままで終わってしまいました。
 アメリカ映画「ツリー・オブ・ライフ」は失敗。睡魔との戦いでした。ブラッド・ピットが出るのに笑えないし、退屈でした。
 イギリス映画「マーガレット・サッチャー」はマジメに現代史の復習になりました。メリル・ストリープはいい役者だと思うけれど、この役はやはりイギリス人にやって欲しかったです。絶対に発音が違います。イギリス映画なのに、アメリカ人が主演して、アメリカのアカデミー賞で主演女優賞を取るなんて、何かヘン。

梶原一騎を思う2012/06/03 14:56

 テレビのCMで星飛雄馬や矢吹丈を見るたびに、今さら「巨人の星」「あしたのジョー」なんだろうかと思います。
 そうは言っても私、実は今日まで一日も星くんやジョーのことを忘れたことはありません。何かあるごとに、「巨人の星みたいな親子」「花形満みたいなスポーツカー」「左門豊作みたいに貧乏」「明日たのためのその1」「力石みたいな減量」「真っ白になった」とか、そういう表現を日々使い続けています。
 CMで新しく生き返った「少しきれいになった」彼らを見るたびに、果たして今の人たちに星くんやジョーの良さがわかるのだろうかと疑問に思います。たぶん商品を買わせる狙いは私たちの世代にしぼられているのでしょう。でも私はそれを見ても、スマホもキリンのコーラも買わないけれど。
 死んでなお流行り続けているなんて、さすがの作者・梶原一騎もあの世でびっくりしていることでしょう。
 今週、電車の中吊りポスターで今度は映画「愛と誠」の宣伝を見ました。「愛と誠」と言う言葉を久しぶりに思い出しました。それはまた梶原一騎の製造物です。妻夫木くんが「誠」で、武井咲が「愛」なんだそう。「最近の私のお気に入り急上昇中」の斉藤工が「岩清水」として登場。ネットで予告編を見たら、まさかのミュージカル、しかも三池崇史監督。何なのでしょう、この映画。

邦画を見る2011/06/26 23:30

 ここのところ続けて何本か邦画DVDを見ました。

 阿部サダヲ主演の「なくもんか」(2009)。同じくクドカンと阿部サダオの組み合わせだった「舞妓Haaaan!!!」ほどの大笑いではありませんでしたが、笑えました。本当はもっと笑わせてもらいたかったけれど。
 
 香取慎吾の「座頭市 The Last」(2010)。これは辛かったです。北野武の「座頭市」が面白かっただけに残念。慎吾がこんな暗くて重い映画に出る必要はないのでは?これでは子供のファンには見せられない、と思いながら見ました。
 
 「ホノカアボーイ」(2008)はハワイが舞台ののんびりしたお話。岡田将生はテレビでよく見かけるけれど、演じているのを見たのは初めて。くせがないので、いいんだか悪いんだかよくわかりませんでした。倍償千恵子が老女っぽくてちょっとかわいそうだったけれど、それよりも松坂慶子が太ってしまったのにはびっくり。あれは役作りなのでしょうか。

 「ボックス!」(2010)は高校生のボクシング映画。市原隼人くんが体格、面構え、とも貫禄の演技でした。格闘技ファンとしても大満足。それにしても市原くん、いつまで高校生を演じるのでしょう。まるで小栗旬。

TSUTAYAで雨にそなえる2011/05/28 01:08

 週末は雨だというので、映画DVDを借りておこうとTSUTAYAに行ったら、ちょうど旧作DVDの1週間100円セールをやっていました。これはラッキー。長時間かけて4本の映画を選んで来ました。
 その最中に、同じ棚を見ていた一人の女性がお店の人に、「エリザベス女王の映画で、ダイアナが出て来るのはどれですか?」と聞いていました。お店の人が、「たぶんこれだと思うのですが」と、エリザベスⅠ世の姿が表紙になっている「エリザベス・ゴールデン・エイジ」のDVDを指差していました。
 これは大変!思わず、「それは違います。ダイアナが出て来るのは『クイーン』という映画です」と、二人の間に割って入ってしまいました。
 二人ともびっくりして私を見ていました。気詰まりだったので、ついでに「英語のタイトルだとThe Queen というもので、エリザベス女王やトニー・ブレアのそっくりさんが出て来るんです」と、余計な付け足しまでしてしまいました。
 ダイアナを探していた女性のお客さんが、「お詳しいんですね」と返して来たので、「いえ」と言って私はその棚を去りました。
 「そんなに詳しいわけではないけれど、でもいくら何でも400年前のエリザベスⅠ世の映画に、ダイアナ妃が出てくるわけないじゃないの」、と心の中でつぶやきました。もちろん、「ゴールデン・エイジ」も「クイーン」も両方見ているからこそ言えるのですが。

「明日のジョー」2011/02/09 10:22

 昨夜、ヤマピーこと山下くんが「ぷっすま」(テレ朝)に出ていました。こうしていろいろな番組で宣伝されると、だんだんヤマピー主演の映画「明日のジョー」を見たくなってきました。
 という話をA子さんにしたら、「え~!『明日のジョー』好きなんですかあ?」と聞かれ、「何を言います、『明日のジョー』と『巨人の星』がなかったら生きて来られなかったですよ」と言ったら、「え、どうしてそこに野球も?」と不思議がられました。「梶原一騎」つながりじゃないですかあ、と言おうかと思ったけれど、たぶん若いA子さんには無理と思いやめました。
 しかし、今CMで流れている映画「明日のジョー」の宣伝の中で、ヤマピーが「力石~!」と叫ぶところがあるのですが、これにはかなりがっかりです。「これはちょっと違うかも」という違和感。どうやら私の頭の中のジョーの声はあおい輝彦になってしまっているみたいです。これでは今回の映画にはついていけないかもしれないと、今ちょっと見に行くかどうか考えているところです。

13人の刺客2010/09/03 23:09

 夕刊に、ベネチア映画祭に日本から、「13人の刺客」(三池崇史
監督)が参加すると書いてありました。
 「13人の刺客」。どこかで聞いたことがあるような。たしか稲垣吾郎が「今度時代劇に出る」と言っていたのが、その題名だったと思い、調べてみました。
 するとやはりこの映画でした。吾郎ちゃんは13人の刺客の一人ではなく、お殿様の役。でも、主演というわけでもなく、カッコイイ殿様というわけでもありません。あまりの暴君ぶりに刺客が登場するという、そんな重要な役柄のようです。
 主演は役所広司、共演は山田孝之や伊勢谷友介、その他たくさん。日本での公開は9月25日と、まだこれからですが、試写会などですでに見た人たちのレビューを読むと、吾郎ちゃんはなかなか好演だったとか。「我が儘な殿様」という設定は、吾郎ちゃんにとってなかなかのはまり役かもしれません。
 その映画、一体ベネチアでイタリア人たちにどのようにに受け入れられるのでしょう。かなり楽しみです。

炎天下、有楽町をさまよう2010/08/18 23:07

 最近、多くの人が熱中症で運ばれたり亡くなったりしています。夏大好きの私ですが、さすがにその報道にはびびっています。
 特に、我が家にはエアコンも扇風機もなく、あるのはスマップとキンキキッズのウチワだけです。実はそれももったいないのでまだ使っていませんが。エアコンのない家は危ないのだそうです。
 今日は、午前中に埼玉県で仕事だったのですが、暑いこともあって早めに切り上げてきました。午後2時に有楽町に帰って来た時、電光掲示板に「35度」と表示が出ていました。「うっそー!」と、2度見3度見してしまいました。体感では30度あるかないかぐらいにしか思えなかっからです。体が高温に慣れて来ているのかもしれません。
 ところで、水曜日に有楽町で自由時間があるなんて、それはもう映画を見るしかありません。水曜日は女性1000円の日です。まずはマリオンの下に行ってみたら、「踊る大捜査線」をやっていました。でも次の上映は15時20分。あと1時間半もあります。そんなに待てません、この炎天下。
 次に、「ジャッキー・チェンの新作ベスト・キッドを見よう!」と思いついたのはいいですが、上映館がわかりません。
 でも、ここは大都会。必ずどこかでやっているはずと思い、適当に有楽町スバル座、シャンティ、スカラ座、みゆき座とまわったのですがジャッキーのはどこでも上映していません。残念です。
 そんなわけで、今日は最高気温の時間帯に、有楽町、日比谷をただぐるぐると歩き回って終わりました。

「座頭市 THE LAST」2010/05/29 22:37

 香取慎吾主演「座頭市 THE LAST」が公開になるということで慎吾がテレビに出まくっています。
 昨日は「めざまし」「特ダネ」と二つ続けてフジテレビの朝のワイドショーに、今日は「王様のブランチ」(フジ)に、どれも生出演しているのを見ました。
 さらに今週は「スタジオパーク」(NHK)と、「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジ)も録画しましたが、どちらも映画宣伝を超えて面白かったです。元々、慎吾のトークは冴えていますが、ここに来て深みが出て来ました。
 月曜日はいよいよ「徹子の部屋」(テレ朝)に出演です。これは最難関、どうなるのでしょうか。
 「座頭市」といえば、時代劇好きの私は勝新太郎の「座頭市」で育ちました。子供の頃、棒を持つと杖のかわりに使って「座頭市」のマネをしたものです。最近では、北野武の映画「座頭市」を見ましたが、昔のとは全く違う痛快時代劇でとても興奮でした。
 今回の「座頭市 THE LAST」は、勝新太郎のとも北野武のともさらに別物のようなのですが、これだけ宣伝を見たのにまだあまり興味がわいてきません。そのうちDVDになった時に、レンタルで見ればいいかなという感じです。でも、スマップのファンクラブから割引券が送られてきたので、やはり行かなければならないのかなと。

昨日のTSUTAYA2010/04/18 18:30

 またまたTSUTAYAにやられました。昨日、DVD4枚を返しに行った時、自分の中では「ここのところ忙しいから今日は借りない。返すだけ」と決めていました。しかし、店内に大きく、「本日のみ旧作どれでも1本100円」という札を発見。「本日だけ」という表現に疑わしいものを感じながらも、また思う壺。2本借りてきてしまいました。
 あまり選んでいる時間がなかったので、思いつくままにアメリカ映画を2作選びました。「バス男」と「エターナルサンシャイン」。
 「バス男」は誰かが面白いと言っていたのを思い出したからです。原題は「Napoleon Dynamite」(ナポレオン・ダイナマイト)。ダイナマイトが出てくるようなバイオレンス映画なのかと思ったら、主人公の名前でした。
 今ちょっと前半を見始めただけですが、かなり面白い映画です。2004年の映画なので、当時日本ではやっていた「電車男」から名づけた邦題なのでしょうが、今のところ電車男とは関係ない話です。オタク青年が何人か出て来るので、そこは似ているかもしれません。それにしてもアメリカのオタク青年たち、なかなか面白いです。これから後半を見ます。

TSUTAYAの思う壺2010/04/08 01:19

 TSUTAYAにしてやられました。
 私の行く高田馬場店に「DVD1週間で4枚1000円、3月31日まで」というポスターが貼ってありました。3月中ということにあせった私は、3月だけで3セット12本を見ました。大忙しだった3月末にも、これが最後になるのならと無理して4本を借りました。
 しかし、4月になってもまだ「DVDレンタル1週間で4枚1000円」のポスターは貼られっぱなしです。よく見ると「3月31日まで」の文字がなくなっているので、このあいだのとは別のポスターのようです。
 お店の人に「今月もまた4枚1000円をやるのですか?」と聞いてみました。調子としてはクレームみたいな感じになってしまったので、お店のオネエサンはちょっと緊張して、「はい、まだいつまでやり続けるとは決まっていないんですけれど」と弱々しく答えました。
 「それなら、最初から3月末と書かなければよかったのに。そうしたらもっとゆっくり借りられたのに」と不満に思いながらも、これでまた今週末に次の4本を選びに行くことができると嬉しい気分です。