落語食堂2012/06/04 09:54

 「落語食堂」というイベントに行って来ました。近所の小さなレストランで落語を聞くという会です。
 お店じゅうにぎっしり25人の聴衆。前列に小学生が4人。この子供たちはいつも落語会に来ている子たちなので、小学生でありながらプロの笑い屋です。あなどれません。
 やって来たのは三遊亭きつつきという、まもなく真打という落語家さんです。「現実を忘れて笑ってください」と最初に言っていましたが、果たしてそうはうまくいくだろうかと最初は半信半疑。
 でも小さい空間で聞く、落語家の語りパワーは強烈で、お店はドッカンドッカン大笑いに揺れました。通りがかる鎌倉観光の人たちや日曜ショッピングの住人たちが不思議そうに店をのぞいていました。
 入口でチケットに付いていたドリンク券で生ビールをもらい、一席目の代書屋をテーマにした落語に笑い、休憩時間に白ワインとオニギリセットを購入。そのため2席目の、だらしない夫が女房にお使いに出される話しに大笑いしながらも、酔っ払って笑っているのか話が面白いから笑っているのかほとんどわからない状態でした。 
 飲食しながら笑いを楽しむという寄席文化を作ってくれた江戸文化に大感謝。地元の落語会の人たちの尽力で、頻繁に落語を聞くことができます。こちらの人たちにも大いに感謝。大拍手です。

コメント

トラックバック