オリンピックについてのネガティブ論: ミーハー日誌

　昨日会った女子大生が、２年計画でこれから英語を勉強しにカナダに留学すると張り切っていました。その女子大生の専門は服飾。今の大学の勉強には英語は特に必要はないと言います。
　ではどうして英語を？と尋ねたら、「オリンピックが東京であるから英語をやっておいた方がいいかなと思って」とのこと。
　オリンピック！そうかオリンピックにそんな効果があったのかと思いました。そう言えば、前にもOLがひとり同じことを言っていたことを思い出しました。
　オリンピックにはそんなにたくさん外国人がやって来て、英語が役に立ったりするものなのでしょうか。私は海外旅行はよく行きますが、今までにオリンピックやワールドカップを見るためにどこかの国に行ったこともないし、身近にそんな旅行をしたことのある人も知らないので、ちょっと実感がありません。大昔の東京オリンピックの時も子供だったからかもしれませんが、東京に外国人が来たような記憶がありません。
　今現在、東京駅も大手町も新橋駅も虎ノ門もみんなみんな大工事中です。どれも７年後の東京オリンピックを目指してのことなのかもしれないと、最近になって気がつきました。もし９月のあの日、東京が開催都市に選ばれていなかったらどうなっていたのでしょうか。あんなに工事始めてしまって、オリンピックが「なし」になっていたら、と考えるのは恐ろしいことだし、この７年の間にまた大きな地震があったらどうなってしまうのだろうかと考えるのも恐ろしいことです。