とても恐いCM2013/10/25 15:56

 「家庭教師のトライ」で流れているCMがあまりに恐くて、時々思い出します。
 ハイジと思われる少女が塾で「本当はわからない、でも何を聞いたらいいかもわからない」と悩んでいるCMです。
 たとえば私は理科や数学的なことに弱くて、科学的な説明を受けても全然理解できません。でもこれからの生活の中ではたぶんもう理数の勉強は必要ないから大丈夫だろうと割り切ってはいます。
 ところが、新しい機械やコンピューターの取り扱い説明となるとそうもいきません。
 私がガラケーを使っているのを見て、最近いろいろな知人、友人、お客さんが、私に「スマホにしたら」とすすめてきます。
 このあいだなんてタクシーの運転手までが、「お客さん、これすごい便利なんですよ」と、自分のスマホを取り出して「東京スカイツリー!とね、スマホに向かって叫べば、地図が出てくるんですよ」とデモンストレーションしてくれました。これはわかりやすかったけれど、そんなものを薦めてくれるよりも安全運転してもらいたいと思いました。体が大きくて恐い人だったので、「運転中の使用は交通違反ではないのですか?」とは言えませんでした。だいたいスカイツリーに向かっているわけでもなかったし。
 たいていの場合、みんなの言うスマホに関する言葉はすべて、私にとって興味ない記号の羅列でしかありません。でも、このままスマホが普及していけば、私はハイジの最後の悲鳴「あああ、おちこぼれちゃう~」になってしまうのだろうな。

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