秋田こまち、今でしょ、でも桜なし2013/05/08 11:33

 ちょっと前の話しになってしまいましたが、4月20日に秋田に行ってきました。「秋田新幹線こまち」に乗りました。残念ながらあの真赤な「スーパーこまち」ではありません。「スーパー」は一日に4本しかないので、時間が合わなかったのです。でも、秋田駅で待ち伏せして写真だけは撮ってきました。何と美しい新幹線。
 例年より寒くて秋田はまだ桜が咲いていませんでした。角館で途中下車して桜見物するはずだったのに、角館付近は桜どころか雪が積もっていました。
 思い返せば3月20日に九州新幹線で鹿児島へ行き、満開の桜を見ました。それから1ヶ月たってもまだ東北には桜が開花していないなんて、小さいとは言いながらも日本はけっこう南北に長いようです。
 さて、どうして秋田まで行くことになったかと言うと、秋田出身の友達の結婚式に呼ばれたからです。友達と言っても、ほんの数年同僚だっただけで、秋田まで結婚式に行くほどでもないと思ったので、「あなたの結婚はおめでたいが、私ははるばるご招待を受けるほどの者でもない」と一度は断りました。しかし、「東京で辛い気持でいた時にたいへん力になってもらったので、ぜひ来ていただきたい」と熱い言葉が返ってきました。
 私には彼女が東京にいる時、辛かったと聞いたこともなかったし、力になってあげた覚えもありません。でもそんなふうに言ってくれるのはありがたいと思い、秋田新幹線と花見も引っ掛けて出かけることにしました。
 結婚式ではお婿さんを見てびっくり。婚活サイトで出会ったという5歳下の東大卒の青年。職業は大手ゼミナールの講師だというのです。今はやりの職業です。予想通りに「今でしょ!」とみんなに言われていました。婚活サイトでこんな青年と出会えるものなのかと、感心してしまいました。
 帰りも秋田こまちに乗り、冬の風景を見ながら秋田の牛弁当を食べながら帰ってきました。翌日、ひきで物のバウムクーヘンが宅配で届きました。遠路持ち帰ることを配慮してくれたのでしょう。もし秋田で受け取っていたなら新幹線の中で一箱食べ切ってしまうところでした。危ないところでした。

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