キャビアその後2013/04/24 16:26

 隣のご主人が退院され、黒猫キャビアを取りに来ました。好物のカツオブシで釣って、何とか縁の下からおびき出して連れて帰ってくれました。
 おばさんはキャビアが迷惑をかけたからと言って、なぜか大量のお肉をくれました。別に預かっていたわけでもないし、親切にもしていないのに、そんなにお気遣いいただかなくてもよかったのですが。我が家ではそれを「キャビアの肉」と呼んで、数日間、それを食べ続けました。
 そしてまたすぐ翌日、キャビアは少し元気になって、うちの庭に戻って来ました。慣れた足取りで縁の下にもぐろうとするので、私が、「キャビア!お肉の詐欺になるからもう来ないで!シッシッ!」と必死に追い払いましたが、知らん振り。
 夜になってからも、15分に1度は、縁側の電気を付けて板をドンドコ踏みしめて、「帰ってよ~!」と叫んでいます。今やキャビアは足の怪我がなおっているので、猛烈におどせばとりあえずは逃げて行きます。でも、たぶん近所の人は私の叫び声や足音を聞いて、変になったと思っているかもしれません。

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