引き続き選挙: ミーハー日誌

　そして今週のある晩には、また別の党の立候補者が改札前にいました。でも何かちょっと違います。
　前の人が静かに「おかえりなさい」と言っていたのに比べて、口がモゴモゴしているだけで頭を下げるでもなく、「おかえりなさい」と言うわけでもありませんでした。ただ立ってモゴモゴさせているだけです。本人はあまりやりたくなかったのに、自己陣営に無理やり立たされていいるという風情でした。折角ですがマイナス・イメージになっていました。
　実は、こうまでしなければならないほど、今回の鎌倉市の選挙は複雑な状況にあるのです。その証拠に明日の昼は麻生太郎総理大臣が応援演説にかけつけるとのこと。もちろん土曜日の昼なので、駅前にいるのは鎌倉市民だけでなく、その多くがいろいろな場所から来た「海水浴客」や「お寺巡り」の観光客たちです。たぶんそういう人たちが、「あ、麻生だ！」と写真を撮ったり手を振ったりすることでしょう。これはまたいい宣伝です。効果のほどは疑問ですが。