お彼岸にする寺社めぐり2008/03/27 10:29

 2日目は久留米に行きました。お付き合いしている合唱部のコンサートの招待券をいただいたからです。
 お昼前に博多駅で友人二人と待ち合わせをしていたのですが、その前に一人で市内を散歩しました。天神の繁華街や海辺の地域は何度も行っているので今回は駅周辺の寺社4つを詣でました。
 そのエリアにはたくさんの寺社がかたまっていて、しかもそれぞれの由来は驚くべきものです。承天寺は1342年開山、聖福寺は1195年日本最後の禅寺、東長寺は日本最古の真言宗の寺、櫛田神社は757年創建といった具合。なかなか感動的です。
 ちょうど最後の櫛田神社を詣でている時に待ち合わせの一人Kさんから電話が掛かり「どこにいますか?」と聞かれました。「神社を参詣中です」と答えたら「へえ?」と言われました。とてもKさんに携帯電話でこの歴史的感動は伝えられないと思い、「異郷で一人、お彼岸に寺社巡りする」という寂しげな印象を与えたまま、あきらめることにしました。
 博多駅で欧米化のKさんはガーリックトーストを食べ、私は明太子ピラフを食べました。「福岡に来たら明太子でしょ」と言う私を、Kさんは冷たく「あ、そうですか」と一蹴。
 東京からの飛行機が遅れたとかで、E子さんはギリギリ改札口に現れました。九州の後、チェコに行くとかでトランクを引っ張っていました。三人そろって、いよいよ久留米への小旅行です。

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