落語に行く2017/06/07 14:11

 日曜日に近所の食堂に落語が来たので見に行きました。二つ目の若手の落語家さん、かわいらしい青年。2年前に近くのお寺で落語会をしたことがあるので、彼の話を聞くのは2回目。
 びっしり詰まった店内は満席。でも満席とはいえ小さな地元の食堂なので観衆はなんと20人。20人のお客さんのために3席、約1時間半もしゃべってくれたのだから、これは豪華。こちらも恩義を感じて緊張です。どんな小さな笑いも拾って声出して笑いました。
 昨年は別の食堂にまた別の若手がやってきました。それを聞きに行った時は慣習10人。この時にはもう恩義どころか責任を感じて、とにかく笑うことに集中。えらいなあ、落語家さんは10人のお客さんのためにこんなに汗だくになって声張ってくれるのだと、心を揺さぶられました。
 こういう少人数で集中して聞くことで、落語の話しがさらに深く面白く味わえるし、落語家さんの一挙手一投足がそばで見られるので最高です。
 この地域は実に頻繁に、お寺、神社、食堂、お店、小ホール、貸しスタジオ、いろいろなところで落語会が行われています。若手ではあるけれど、師匠の名前を聞くとびっくりしてしまうようなプロの落語家さんたちです。お笑い好きのいい地域です。

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