ロンドンは暑かった2013/07/29 09:56

 先週ロンドンから帰ってきました。ロンドンは「新記録の猛暑」ということで、連日28度から30度の晴天でした。
 しかし、誰も日傘も差さなければ帽子もかぶっていません。どうしてなのかと思って聞いてみたら、いつもは涼しい夏なので人々に夏の備えがないとのこと。そして日本では考えられないことですが、暑くなればなるほど人々は公園の芝生の上でゴロゴロしています。日本では野外や海岸ではパラソルを使うというのに、イギリス人たちは直射日光を楽しみ、できるだけ衣服を脱いで日焼けをしていました。
 そんなことをしたら、肌にも悪いし、日射病や熱射病になるだろうに、と心配になりました。
 ホテルやお店にはエアコンがついていますが、イギリスには家庭用のエアコンがないので、ホームステイをしている日本人が暑い、暑い、と言っていました。私も3軒ほどお宅訪問しましたが、どの家も、暑い暑いと窓を開けていました。避暑感覚でイギリスに上陸した手前、「なんだ、ここも暑いのか」とちょっとがっかりでした。
 それでも寒いよりは暑い方がずっと体が楽なので、折角のロンドン、精力的に動きまわりました。日英あわせて16人の知人友人に会い、博物館3つ、公園や庭園3つ、バスでの観光旅行を2つ、中華料理4回、イタリアン2回、フレンチ1回、イギリス料理2回、アフタヌーンティー3回。じゅうぶんに活動してきました。
 そして日本に帰る前の夜、王子様が生まれました。公式発表されたのが、その日ホテルに戻ってからの夜8時だったので、外の様子は全然わかりません。BBCが流す関連のテレビ番組をその晩ずっと見ていましたが、翌朝はすぐに飛行機に乗ったので、ニュースの続きは日本に帰ってからのワイドショーでした。だから「どんなでしたか?」とみんなに聞かれても、実はあまり日本の人たちと変わらない状態です。
 でもたぶん、「王子が生まれたその時、私、ロンドンにいたのですよ!」と一生のあいだ自慢することになるのでしょう。

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