バッシ、バッシ: ミーハー日誌

　「土曜日に抜歯しました。来週、抜糸するまでお休みさせていただきます」というメールを歌の先生に送るところ、打ち間違えて、「土曜日に抜歯しました。来週、抜歯するまでお休みさせていただきます」と、「バッシ」違いで送ってしまいました。これでは歯を２本抜くことになってしまいます。日本語は難しいものです。
　土曜日に抜いた歯は奥から２番目の歯で、手術（？）にかかった時間は４５分。帰ってからしばらくは口の中に血の味がしていました。
　先生から「血行のよくなることをしないで下さい。運動とかマッサージとか長い入浴とか」という注意をもらいました。入浴はともかくとして、運動とマッサージと、たぶん飲酒も。そして物理的にしゃべる、歌う、をあきらめなければならない生活は耐え難いものです。すべて私の好きなことばかり。これを取ったら何が残るのでしょう。
　土曜日の夜はちょうどフジテレビで「The Manzai」をやっていたので、笑って過ごすことができました。幸い、どのお笑いも「イヒヒ」とか「ンフフ」ぐらいの笑いですんだので、大口開ける痛みはありませんでした。
　日曜日はスマップのライブＤＶＤを見たり、小説を読んだりしてゴロゴロしていました。唯一靴を履いたのが、選挙に行った時だけでした。
　日曜日にはウドンが、月曜日にはラザニアが食べられるようになりました。火曜日には仕事でたくさんの人と５時間もしゃべりました。自分としては奥歯なしなので、かなりカツゼツが悪かったけれど、誰も気づく人はいませんでした。
　本当はもう歌だって歌えます。でも今週の歌のレッスンは折角先生にバッシ連絡メールしたのでお休み。来週、抜糸してから大きな声で歌ってきます。
　それにしても歯は抜いたけれど、いつのまに抜糸しなければならないような縫合がおこなわれていたのでしょうか。先生に「来週、抜糸です」と言われて、「え、縫ったんですか？」と思ったけれど、でも何が起きたかを知るのが恐かったので聞き返しませんでした。