NINAGAWA十二夜2009/06/17 22:35

 新橋演舞場で「NINAGAWA十二夜」を見て来ました。シェイクスピア原作の喜劇を、蜷川幸雄演出で、歌舞伎で演じるという豪華さにひかれ、またロンドン公演で評判になったという噂を聞いて、ぜひ見てみたいと思っていたのです。
 行く前にシェイクスピアの原作を予習しておこうと思って何軒か書店をたずねたのですが、どこにもちょうど在庫がなくて断念。仕方がないのでネット上で誰かが書いた原作の筋を読んでから行きました。
 そんな付け焼刃でも十分役立ちました。とても原作に忠実なお芝居でした。その上、普段見る歌舞伎と違って一幕が短く軽快に話が進んでいき、3時間があっという間に終わりました。大変に面白いお芝居でした。
 中でも菊五郎・菊之助親子の好演がすばらしく心にじいんと残りました。親子それぞれが二役をこなしているところが、迫力を出していました。ただこの芝居は、本来の歌舞伎とは全くの別物のようで、いつもの「大向こう」のお客さんから、「音羽屋!」の掛け声一つかかりませんでした。客層も女性が多かったような。
 帰りにまた書店を3軒まわってようやくシェイクスピア「十二夜」を手に入れました。日本語に翻訳されている文庫本です。本来はちゃんと原作を読まなければならないのでしょうが、シェイクスピアのような16世紀の英語に挑戦するのはなかなか難しいので、今回は翻訳でズルすることにしました。読みながら芝居を思い出して、再度楽しめそうです。
 そしてなぜか、映画「恋に落ちたシェイクスピア」を見なおしたくなりました。

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