「冬のサクラ」: ミーハー日誌

　草彅剛はどうしてこんなに売れているのでしょう。主演映画「僕と妻の1778の物語」が公開されている中で、昨日から主演ドラマ「冬のサクラ」（ＴＢＳ）が始まりました。
　実はこのドラマにはそれほど期待していなかったのですが、初回だけちらっと見ておこうと思って、見始めたら大変。すっかり雪の山形の冬景色と、剛演じる主人公の人柄とに魅了されてしまいました。まだ第１話だというのに、２、３度涙ぐんでしまいました。
　ネット上、「お母さんが死んだシーンが一番悲しかった」という感想がいくつか上がっていましたが、私は剛くんが、弟役の佐藤健くんに亡き母の手編みマフラーを渡すところが最も悲しく辛かったです。
　バラエティとは全く違う、役者としての剛くんの演技を見ることができました。台本もすばらしいし映像も美しく、テレビドラマとは思えないぐらい丁寧な作り方です。これはなかなかの大作。
　同時間帯に、フジテレビが江口洋介主演の熱血学園ドラマをぶつけて来ているのが、あまりに残念。視聴率は14.5%と江口ドラマの11.0%には勝ちはしたものの、もしライバルがなければ、どれだけの視聴率になっていたのでしょうか。最後までずっとよいドラマのままでいて欲しいと願うところです。