大津波を学ぶ2011/09/30 01:25

 大震災以来、鎌倉での価値基準が変わってきました。以前は家から海が近いと言えば、「え?そんなに海が近いのですか?いいなあ」と羨ましがられました。でも今は「うわあ、そんなに海が近いんでか、大変ですねえ」と恐ろしがられるようになりました。
 近所の小学校も幼稚園も最近は非難訓練だとか、子供を親に引き渡す訓練を行っています。その訓練に出くわすと、びっくりです。道路一杯に歩いている親子の姿を見ると、さては何かあったのかと、私も一緒に逃げそうになります。「訓練中」という旗を立ててやってもらいたいものです。
 日曜日にさる団体主催の「大津波」シンポジウムに行って来ました。先着200名と書いてあったので、ちょっと考えました。こんな小さな地域で200人というのは多いのか少ないのか。一体どれぐらい前に行けば入れるのだろうかと。まさか朝から並ぶ必要もないだろうし。
 でも大丈夫。開始ギリギリに行きましたが、何とか後ろの席に座ることができました。だいたい9割の入りでした。
 その内容は、地震や津波の専門家による講演と、各地域の代表者からのそれぞれの地域での取り組み報告など全部で4時間半。最後の質疑応答のコーナーが大盛り上がりでした。司会者が無理矢理、終わらせなければ、一晩じゅうでも続いていたと思われるぐらい白熱していました。みんな真剣。
 私も気持が高揚したので、出席していた近所の人たちとそのままビールを飲みに行ってしまいました。何と、その宴は深夜まで続き、近所のおじさんたちはベロンベロンに酔っ払ってしまいました。もし今津波警報が鳴っても誰一人山まで逃げることはできない感じです。折角、シンポジウムで、津波警報の音の聞き分け方や、逃げ方を習ったばかりだったのですが、実施できる状態ではありませんでした。いやはや。

コメント

トラックバック