今年一つ目の善行2008/01/05 09:52

 昨年、知人が「善行表彰」されました。どんな人たちがどういう基準でチェックしているのかは謎ですが、人々の「善行」を表彰する団体があるのだそうで、毎年何人かが表彰されます。
 このしくみの不思議さは、警察が出す「感謝状」のように何か一つの事柄についてを称えるというのではなく、日々の「善行」の積み重ねが評価されるという点です。世の中にそんなものがあるとはついぞ知りませんでした。
 
 私もそれを狙っているいうわけではありませんが、昨日たまたま今年一つ目の善行をしてしまいました。
 実は私、ここのところお菓子のモンブランが食べたくて、頭にずっと「モンブラン」という言葉が張り付いていました。昨日、あるカフェでコーヒーを買っていた時に、ケーキのウインドウにモンブランが置いてあるのを発見。カフェの割りになかなか立派なモンブランです。
 「モンブランも下さい」と言おうと思った時に、後ろに並んでいた6歳ぐらいの子供が「お父さんボク、モンブラン食べたい!」と言いました。しかし、ケースの中のモンブランは残り一個でした。
 私は店員に「ケーキはここにあるだけですか?」と聞いてみました。店員に無愛想に「そうです」と言われ、私は「ではチョコレートケーキを下さい」と言っていました。
 実はそこのカフェのチョコレートケーキは食べたことがあるので知っているのですが、「今一つ」なのです。でもモンブランは見れば見るほどおいしそうです。私は決して子供好きというわけではないのですが、もし私が先にモンブランを買ったら子供がどんなにガッカリするか、そしてお父さんが困るかもしれない、と思ってしまったみたいです。
 席についてから親子の様子を伺うと、お父さんがお盆にモンブランと自分のコーヒーを載せて歩いていました。それからしばらくお父さんが子供に、「お父さんはいつも会社でね」と楽しそうに会社の話をしているのが聞こえていました。
 あの親子にモンブランをあげてよかったと思いながらも、こうなったらすごくおいしい店のモンブランを食べてやろうと私は新たな作戦を練っていました。

コメント

トラックバック